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ドル円は126円半ばまで上昇、日本のファンダメンタルズの弱さを意識=東京為替前場概況
東京外為市場でドル円は126.55円付近まで上値を伸ばした。今週の高値を上抜き、約20年ぶりの高値を更新している。日米の金融政策見通しの乖離や、日本のファンダメンタルズが脆弱であることが円売り・ドル買いを促している。長期間に渡って平均賃金が上昇していない日本は物価上昇に耐えられない見通し。円安がインフレを悪化させるリスクも意識されている。 ユーロ円は136.76円付近、ポンド円は165.13円付近、豪ドル円は93.64円付近まで上昇。ユーロ円や豪ドル円は先月末から高値もみ合いが続いている一方、ポンド円は2016年2月以来の高値を更新。MINKABU PRESS
通貨オプション ボラティリティー ドル円1週間物9%台前半
USD/JPY EUR/USD EUR/JPY GBP/USD 1WK 9.29 8.05 9.34 6.63 1MO 9.44 8.33 10.12 7.24 3MO 9.21 7.57 9.80 7.37 6MO 8.99 7.46 9.77 7.68 9MO 8.90 7.37 9.75 7.87 1YR 8.84 7.33 9.75 8.00 GBP/JPY AUD/USD USD/CHF 1WK 9.32 8.79 6.88 1MO 9.80 10.05 7.13 3MO 9.95 10.23 7.02 6MO 10.10 10.48 7.11 9MO 10.15 10.56 7.16 1YR 10.25 10.64 7.18 東京時間10:17現在 参考値 ドル円の1週間ものは9%台前半推移。円や鵜振興の割には落ち着いた動き。水準的には依然から高め
【新興国通貨】昨日はドル全面高の中で元安に、一年物MLF据え置きの反応は鈍い~中国人民元
【新興国通貨】昨日はドル全面高の中で元安に、一年物MLF据え置きの反応は鈍い~中国人民元 昨日はドル全面高の動きが広がる中でドル人民元も海外市場でのドル高元安が進行。中国市場朝方は対ドル基準値の元高設定に6.3680台から6.3620台まで下げる場面も、その後は大きく反転し、6.38台を付ける大きな元安となった。 朝方は6.3780台と高め推移で始まったが、注目された中国の1年物中期貸出制度(MLF)金利が現行の2.85%に据え置かれたことで元買いの動き。市場の予想は2.75%への引き下げとなっていた。 対円では円安の動きもあり上昇が目立ち19円84銭前後まで。USDCNY 6.3744 CNYJPY 19.824
通貨オプション リスクリバーサル
通貨オプション リスクリバーサル ドル円 0.34-0.06 円プットオーバーユーロ円 0.93-1.35 円コールオーバーポンド円 0.56-1.17 円コールオーバー※リスクリバーサルとは同じ権利行使期日、取引金額、25%デルタのコールとプットを反対売買したときの差額をあらわしたもの。理論上はコールとプットの価格は一致するが、実際のマーケットでは通貨の需給に偏りがあるため、差額が生じる。
ECB理事会や米国債利回り上昇でドル買い復活 一時126円台回復=NY為替概況
きょうのNY為替市場はドル買いが復活する中、ドル円は一時126円台を回復する場面が見られた。きょうのドル買い復活には2つ要因が挙げられる。1つ目はこの日のECB理事会を受けてユーロが対ドルで下落したこと。2つ目は、この日発表の米輸入物価指数が予想を上回り、インフレ警戒感を再び強めたことが挙げられる。米国債利回りも急反転し、米10年債が2.82%まで上昇する中、ドル買いを誘発した。 今週発表の米消費者物価指数(CPI)を機に市場は、米国のインフレ期待のピークアウトとFRBの想定される引き締めをある程度織り込んだのではとの見方が広がっていた。米国債利回りも政策金利に敏感な2年債を中心に下げが強まり、それに伴って上昇していたドルも戻り売りを強めていた。しかし、明日からのイースター休暇を前に、きょうは再びインフレ懸念を強めたようだ。 ドル円はアベノミクス時の高値125.85円付近を上回る水準で推移しているが、上値抵抗も根強い模様。その水準を突破し、130円を目指す展開になるか注目される。 ユーロドルは下げ幅を広げる展開となり、3月に付けた直近安値で、強い下値サポートとして意識されていた1.08ドルを一時割り込だ。ストップを巻き込んで一時1.0760ドル付近まで下落。この日のECB理事会を受けて売りが強まった。ECBは最近の経済指標から第3四半期に資産購入を終了する可能性の再言及した。一部からは、ECBは利上げの地ならしのために、その時期を前倒しして来ると予想していたが、この見方に反した格好。 ECBは利上げについて具体的なガイダンスは示さなかったが、市場は9月の利上げ開始の可能性を高めている。ラガルド総裁は会見で、利上げは資産購入終了後に早ければ1週間後に実施する可能性に言及した。6月に予定されているスタッフ見通しが、タイミングを決定する上で重要な役割を果たすと思われる。FRBや...
ECB理事会や米指標発表待ち、前日からのドル安圏で揉み合い=ロンドン為替概況
ECB理事会や米指標発表待ち、前日からのドル安圏で揉み合い=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、前日からのドル安圏で揉み合っている。このあとのECB理事会の結果発表およびラガルドECB総裁会見、米小売売上高など一連の米経済指標発表を控えて模様眺めとなっている。ドル円は一時125.09レベルまで一段安となったが、その後は125.40近辺へと下げ渋り。ユーロドルは東京市場でのじり高の動きを受けて、朝方に1.0923レベルに高値を伸ばした。その後は1.09台前半で高止まりに。ポンドドルも同様に1.3147レベルまで買われたあとは1.31台前半で揉み合っている。いずれも前日からのドル安圏での推移。米10年債利回りは2.65%台まで低下する場面があったが、その後は2.71%近辺まで上昇し、方向性に欠ける振幅となっている。ドル指数は続落しており、ドル高の流れは一服している。 ドル円は125円台前半での取引。前日の下落の流れを受けて、ロンドン序盤には125.09レベルまで下落した。しかし、125円台は維持されており、125.40付近まで下げ渋っている。このあとのNY市場では米小売売上高、同輸入物価指数、新規失業保険申請件数、ミシガン大消費者信頼感指数などが発表される。 ユーロドルは1.09台前半での取引。前日からの反発の流れが継続しており、ロンドン朝方には1.0923レベルまで高値を伸ばした。その後はECB理事会待ちとなり、1.09台前半で揉み合っている。ユーロ円は136.94レベルまで買われたあと、136.40台まで反落。その後は再び136円台後半へと買われている。東京市場からは目立った水準変化はみられていない。対ポンドではややユーロの買い戻しが入っている。 ポンドドルは1.31台前半での取引。前日の反発の流れが継続し、ロンドン朝方には高値を1.3147レベルまで伸ばした。ただ、高値水準...
本日の予定【発言・イベント】
10:20 中国1年物MLF金利17:00 ECB専門家予測調査グッドフライデーのため、英国・欧州・米国・香港・オセアニアなど多くの国の金融市場が休場(週明け月曜日もイースターマンデーのため、米国を除き、多くの国の金融市場が休場に)※予定は変更することがあります
本日の予定【経済指標】
【米国】NY連銀製造業景気指数(4月)21:30 予想 1.0 前回 -11.8設備稼働率(3月)22:15 予想 77.8% 前回 77.6%(前月比) 鉱工業生産指数(3月)22:15 予想 0.4% 前回 0.5%(前月比) 対米証券投資(2月)16日5:00 予想 N/A 前回 588.0億ドル※予定は変更することがあります
ECB、7-9月期の0.25%利上げに政策委員内の支持強まるとの報道=NY為替
先ほど、ECBの政策委員が7-9月期の利上げでコンセンサスを形成していると伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。引き上げ幅は0.25%と見られているという。ECBは本日の理事会で7-9月期の資産購入の終了には言及していたが、利上げについては具体的なガイダンスは示さなかった。ただ、ラガルド総裁は会見で、利上げは資産購入終了後に早ければ1週間後にも実施する可能性に言及していた。 ユーロはやや買いの反応が見られているものの、1.07ドル台での値動きを続けている。EUR/USD 1.0794 EUR/JPY 135.92 EUR/GBP 0.8273MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ECB理事会や米国債利回り上昇でドル買い復活 一時126円台回復=NY為替前半
きょうのNY為替市場はドル買いが復活する中、ドル円も買い戻しが強まり、一時126円台を回復する場面が見られた。きょうのドル買い復活には2つ要因が挙げられる。1つ目はこの日のECB理事会を受けてユーロが対ドルで下落していること。2つ目は、この日発表の米輸入物価指数が予想を上回り、インフレ警戒感を再び強めていることが挙げられる。米国債利回りも急反転しており、ドル買いを誘発している。 今週発表の米消費者物価指数(CPI)を機に市場は、米国のインフレ期待のピークアウトとFRBの想定される引き締めをある程度織り込んだのではとの見方が広がっていた。米国債利回りも政策金利に敏感な2年債を中心に下げが強まり、それに伴って上昇していたドルも戻り売りを強めていた。しかし、明日からのイースター休暇を前に、きょうは再びインフレ懸念を強めているようだ。 ドル円は現在、アベノミクス時の高値125.85円付近で推移しているが、その水準を上回ると上値抵抗も強まる模様。その水準を突破し、130円を目指す展開になるか注目される。 ユーロドルは下げ幅を広げる展開となり、3月に付けた直近安値で強い下値サポートとして意識されていた1.08ドルを割り込んでいる。ストップを巻き込んで一時1.0760ドル付近まで下落。この日のECB理事会を受けて売りが強まった。ECBは最近の経済指標から第3四半期に資産購入を終了する可能性の再言及した。一部からは、ECBは利上げの地ならしのために、その時期を前倒しして来ると予想していたが、この見方に反した格好。 ECBは利上げについて具体的なガイダンスは示さなかったが、市場は9月の利上げ開始の可能性を高めている。ラガルド総裁は会見で、利上げは資産購入終了後に早ければ1週間後に実施する可能性に言及した。6月に予定されているスタッフ見通しが、タイミングを決定する上で重要な役割を果たすと思わ...
英中銀が引き締めへの慎重姿勢を崩さない場合、ポンドは下落の可能性も=NY為替
きょうの為替市場はドル買い戻しが復活する中、ポンドドルも戻り売りに押されている。ポンド自体の売り材料は見当たらないが、この日のECB理事会を受けてユーロドルが下落しており、ポンドドルも連れ安となっている模様。一時1.3035ドル付近まで下落した。 英経済の見通しに対する警戒感から、英中銀が利上げに慎重なアプローチを維持した場合、ポンドは下落する可能性があるとの指摘が出ている。前日は英消費者物価指数(CPI)が公表され、前年比7%に加速していた。現在のインフレ急上昇のピークと長さは依然として不透明な状況が続いており、4月からエネルギー会社が一般家庭に請求できる光熱費の上限価格を54%引き上げたため、4月の英CPIは9%まで上昇との予想も出ている。 英インフレの高騰を考慮すると、英中銀はそろそろ政策に対して、より引き締め気味の響きを持たせる必要があるが、消費者の生活費が高騰する中で、成長への不安感も同時に強まっており、英中銀はこれまでよりも利上げに一歩距離を置いている状況。もし、このまま引き締めに前向きな姿勢を示さなければ、市場はビハインド・ザ・カーブに陥ることを恐れたり、スタグフレーションを恐れたりするリスクに直面することになるという。どちらのケースでもポンドに圧力がかかる可能性があるとしている。GBP/USD 1.3064 GBP/JPY 164.45 EUR/GBP 0.8286MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ECB、7月の利上げはまだ選択肢にあるとの報道も=NY為替
きょうのECB理事会を受けて様々な報道が流れている。ブルームバーグはECBの政策委員は7-9月期の利上げでコンセンサスを形成していると伝えた。一方、ロイター通信は、ECBの政策委員は、7月の利上げをまだ選択肢に残していると伝えている。ECB理事会は8月はない。次回は6月でここではスタッフ見通しが発表される。その次は7月と9月に予定されている。EUR/USD 1.0802 EUR/JPY 136.00 EUR/GBP 0.8274MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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