【中銀チェック】豪中銀は0.25%利上げ継続の見込み - Interstellar Group Japan
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複雑な金融取引商品である差金取引 (CFD) には、レバレッジ機能により急速な損失が発生する高いリスクがあります。 ほとんどの個人投資家口座は、差額契約で資金損失を記録しました。 差額契約の運用ルールを十分に理解しているか、資金損失の高いリスクに耐えられるかどうかを検討する必要があります。    

【中銀チェック】豪中銀は0.25%利上げ継続の見込み

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05

2023-02

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2023-02-05
市場予測
【中銀チェック】豪中銀は0.25%利上げ継続の見込み
 7日の豪準備銀行(中央銀行)金融政策理事会は0.25%の利上げ見通しが大勢となっています。利上げを実施した場合、昨年5月以来9会合連続となります。豪中銀は年8回程度が一般的な多くの中銀と違い、年11回(基本毎月で1月だけ夏休み)会合を行うこともあり、昨年10月時点と比較的早く利上げ幅を0.25%に縮小しました(回数が多い分、大幅利上げを続けると上がりすぎます)。0.25%利上げが3回続いたこともあり、市場では利上げの打ち止めを期待する動きが一部で見られます。

ただ、今回は1月が上述通り金融政策会合の無い月であり、2カ月ぶりということや、1月25日に発表された第4四半期消費者物価指数(CPI)が前年比7.8%と第3四半期の7.3%を超え、33年ぶりの高い伸びを記録したことなどから、利上げ継続見通しが大勢となりました。12月単月のCPIは前年比+8.4%と10月の+6.9%、11月の+7.3%からさらなる上昇となっています。旅行や電力価格の上昇が伸びにつながっており、おそらくは第4四半期がピークになるとの期待があります。ただ、12月にかけて上昇が強まったことで、ピークをきちんと確認したいという意識も広がっています。今回の注目は利上げ自体よりも声明で3月の会合での追加利上げを示唆するか、さらにはそれ以降について、どのような姿勢を示すかです。

 今のところ3月までの追加利上げ見通しが大勢となっており、それ以降は利上げの打ち止めが期待されています。こうした見通しに変化が生じると豪ドル相場にも影響が出ます。

MINKABU PRESS 山岡和雅

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