先週24日のノルウェー中銀金融政策理事会は、市場予想通り政策金利を0.25%引き上げ、0.75%とした。声明では6月の理事会での追加利上げの可能性を示唆し、必要であれば前倒しでの利上げもありうるとしている。
ドルクローネは理事会前からクローネ高が出ており、理事会後にもう一段の買いも8.6000前後まで。その後8.68前後までと、理事会前のドル安クローネ高をいったん解消も、週末にかけて再び売りが出ており、週明けも安値圏でスタート。
ウクライナとロシアの対面協議再開でNY原油先物が値を落としていることもあり、その後は少しクローネ売りが出て8.64台後半での推移となっている。
対円では円安の勢いが勝っており14円22銭前後での推移。3月8日の12円60銭台からの上昇基調が続く格好。2018年2月以来の高値圏推移。
NOKJPY 14.222