19日の中南米市場では対ドルを中心に中南米通貨売りの動きが広がった。米債利回り上昇を受けたドル買いに押されたことに加え、昨日発表された中国貿易収支で輸出が拡大する一方、輸入が予想外に減少し、新型コロナ感染拡大の影響が大きく出ていたことが、対中輸出の大きい資源国通貨売りにつながった形。
ドルメキシコペソはロンドン朝の19.75前後から20.08台まで一時上昇。その後も高値圏(ドル高ペソ安圏)推移となっている。
対円でもいったんは売りが出る形で、ロンドン市場朝の6円49銭前後から6円41銭前後まで値を落とす場面が見られた。もっともNY市場午後のドル円の上昇もあってその後値を戻し、6円46銭台を付ける動きを見せた。
MXNJPY 6.454