昨日の中南米市場ではドル買い新興国通貨売りの動きが優勢に。ドルメキシコペソは東京市場からのドル買いペソ売りの動きが強まる格好に。NY朝にかけて20.40に迫る動きを見せた後、メキシコ消費者物価指数の発表もあって、いったんは調整が入り20.25割れ。もっとも、その後再びのドル買いに20.40超え。
注目された4月のメキシコ消費者物価指数は前月比+0.54%、前年比+7.68%とともに予想値を下回った。前月比は3月の+0.99%から伸びが鈍化している。もっとも水準的にはまだかなり高いこともあり、発表後はペソの買い戻しの動きが見られ、20.40手前からの調整局面の動きに寄与。
ペソ円はペソ売りの流れと円買いの流れに大きく値を落とした。ロンドン朝の6円49銭近くからロンドン市場に貼って6円42銭台を付け、メキシコ消費者物価指数後に6円45銭台までの回復も、円買いの勢いもあってすぐに値を落としNY・中南米市場夕方には6円38銭台まで。
MXNJPY 6.399