7日の中南米市場ではブラジルレアルが午前中に大きく売られた。ブラジル政府が減税による収入減を補填するための憲法改正を提案したことが、財政上の不安を引き起こし、レアル売りに。ドルレアルは1ドル=4.79レアル台から4.93台まで大きくレアル安が進行した。その後は調整が入るも4.87前後での推移と、レアル安圏に。
銅価格の下落を受けたチリペソの売りもあり、中南米通貨半全般に軟調。メキシコペソも序盤対ドルで売りが出る形となり、ロンドン市場での1ドル=19.51ペソ前後から19.63台を付ける動きを見せた。午後は調整が入り、直近は19.58台での推移に。
ペソ円はドル円が133円台を付ける大きな円安を見せたことや、ロンドン市場でいったんペソ買いが入ったことなどから1ペソ=6円80銭台を付ける動き。その後はドル円の調整とペソ安に中南米午前に6円75銭台まで。
USDMXN 19.585 MXNJPY 6.775