週明けの中南米市場は、対ドル、対円ともに中南米通貨買いの動きが優勢となった。メキシコペソ買いの動きが全体を主導する形に。銅価格の下落もあり、チリペソとペルーソルは冴えず。
メキシコは米国に合わせさらなる積極的な金融引き締めに向かうとの見通しが広がったことが、ペソ買いの動きにつながった。ドルペソはロンドン朝の20.12前後から売りが入り、いったん20.00前後で下値を支えられて、米国・中南米午前に20.08台まで買い戻されたが、その後再びペソ買いが強まり19.90前後まで。
対円ではドル円の上昇もあってしっかり。ロンドン市場で6円21銭台から6円28銭手前まで上昇。ドルペソでのNY午前のペソ売りに6円25銭割れまで調整が入る局面も、その後のペソ買いに6円30銭台まで上値を伸ばした。
MINKABU PRESS 山岡和雅