米ISM製造業景気指数が予想外に上昇。
物価高を受けたコスト高や消費の減退懸念が重石となると見込まれていたが
意外な好結果にドル買いの安心感が広がった。
米FRBの積極的な引き締め姿勢を支えるものという期待もあり、
米債利回りの上昇なども見られ、ドルは全面高に。
一時下げた米株がかなり戻して引けており、
リスク選好の流れが継続していることも、ドル円の支えとなりそう。
ドル円は堅調な動きが期待されるところ。
とはいえ130円台でのドル買い円売りにも慎重姿勢。
明日の雇用統計を確認したいという意識もあり、
130円台前半での買いはゆっくりとしたものになる可能性。
MINKABU PRESS 山岡和雅