円安基調が強まっている。
先週のスイス中銀のサプライズ的な大幅利上げや
FOMCでの0.75%の利上げ後、
世界的に積極的な引き締め姿勢が意識されている。
その分、日本の緩和維持姿勢が目立つ形となっており、円独歩安の展開に。
本日予定されている英物価統計の結果、英国での0.5%利上げ期待が強まったり、
パウエルFRB議長による半期議会証言の結果、
今後の米国の積極的な利上げ見通しが支えられる形になると、
もう一段の上昇もありそう。
ドル円は高値警戒感もあり、ある程度の調整を交えながら
流れ的には上方向を意識する展開か。
MINKABU PRESS 山岡和雅