21時半に発表される米消費者物価指数(CPI)は今週もっとも注目されている指標。
前回40年ぶりの高水準となる前年比+8.5%まで上昇した同指標。
今回は若干の鈍化も8.1%と8%を超える高水準での物価高が見込まれている。
ガソリン価格などが3月からやや鈍化しているものの、
自動車関連でのサプライチェーン問題の継続、食品価格の上昇などもあり
高水準を維持していると見込まれるところ。
市場予想を下回り7%台に落ち着くようだと、ピークアウト期待が強まりドル売りの可能性も。
逆に食品価格上昇などが響いて前回並みの水準を見せるとドル買いに。
発表まではやや動きにくい展開か。
ドル円は130円台前半を中心としたレンジ取引で米CPI待ちと見ている。
MINKABU PRESS 山岡和雅