日本時間8日午前1時40分にブレイナード米連邦準備理事会(FRB)副議長が討論会に参加する。8月に発表された7月の米消費者物価指数は、総合の前年比の伸びが前月から予想以上に鈍化する結果になったものの、パウエル米FRB議長は前々週の米カンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)における講演で、「7月のインフレ指標の低下は歓迎すべきことだが、1カ月の改善は、インフレの低下を確信するには明らかに不十分である」と指摘していた。ブレイナード副議長もインフレのピークアウトを判断するには時期尚早との見解を示し、インフレを目標に戻すために当面は積極的な利上げを継続することを支持するようなら、ドルが買われる可能性がある。
また、その他の米FRB関係者や英中銀(BOE)関係者も相次いで発言することになっている。日本時間午後6時にベイリーBOE総裁、マン英金融政策委員会(MPC)委員、テンレイロ英MPC委員、ピルBOEチーフエミノミストの議会証言、同午後10時にはバーキン米リッチモンド地区連銀総裁のイベント参加、同午後11時にはメスター米クリーブランド地区連銀総裁の講演が予定されている。
さらに、このあとの海外市場では、日本時間午後9時半には7月の米貿易収支、同午後11時にはカナダ中銀(BOC)理事会の結果、同8日午前3時には米地区連銀経済報告(ベージュブック)も発表される。7月の米貿易収支は、大方の予想が702億ドルの赤字となっており、前月の796億ドルの赤字から赤字幅が縮小するとみられ、BOC理事会については政策金利が現行の2.50%から3.25%に0.75%引き上げられると見込まれている。
MINKABU PRESS
また、その他の米FRB関係者や英中銀(BOE)関係者も相次いで発言することになっている。日本時間午後6時にベイリーBOE総裁、マン英金融政策委員会(MPC)委員、テンレイロ英MPC委員、ピルBOEチーフエミノミストの議会証言、同午後10時にはバーキン米リッチモンド地区連銀総裁のイベント参加、同午後11時にはメスター米クリーブランド地区連銀総裁の講演が予定されている。
さらに、このあとの海外市場では、日本時間午後9時半には7月の米貿易収支、同午後11時にはカナダ中銀(BOC)理事会の結果、同8日午前3時には米地区連銀経済報告(ベージュブック)も発表される。7月の米貿易収支は、大方の予想が702億ドルの赤字となっており、前月の796億ドルの赤字から赤字幅が縮小するとみられ、BOC理事会については政策金利が現行の2.50%から3.25%に0.75%引き上げられると見込まれている。
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