日本時間午後9時半に8月の米消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想は前年比8.1%上昇、コアの大方の予想が同6.1%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の8.5%上昇から鈍化する一方、コアの前年比の伸びが前月の5.9%上昇から加速するとみられている。全米自動車協会(AAA)の集計によると、ガソリンの全米平均小売価格は8月に一段と下落している。こうしたことが影響して、予想を下回る結果になれば、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後6時には6月の独ZEW景況感指数も発表される。大方の予想はマイナス59.5となっており、前月のマイナス55.3を下回り、3カ月続けて低下すると見込まれている。
MINKABU PRESS