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エネルギー価格と中国のロックダウンにより、米インフレはさらに上昇の可能性=NY為替

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2022-04

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2022-04-20
市場予測
エネルギー価格と中国のロックダウンにより、米インフレはさらに上昇の可能性=NY為替
 NY時間の午後に入ってドル円は128円台後半と本日高値圏での推移が続いている。米国債利回りと伴にドル円の上げも止まらず、130円を視野に入れた動きとなっている。そろそろ、日本の財務省の動きが本格的に気になって来る水準ではあるが、東京時間に鈴木財務相が円安進行について強い懸念を示したものの、ドル円の上げは一向に止まらない状況。

 市場からは、エネルギー価格と中国のロックダウンにより、米インフレはさらに上昇の可能性が指摘されている。3月の米消費者物価指数(CPI)は総合指数で前年比8.5%だったが、4月には9%に上昇する可能性があるという。原油相場の上昇圧力が依然として強く、中国のロックダウンはサプライチェーンの障害を増幅させる恐れがあることを理由に挙げている。

 一方、インフレが鈍化し始めるのは、あと1-2カ月先かもしれないが、そのピークが今よりずっと高くなることはないという。インフレのピークアウトは数カ月前の予想よりも遅れて始まり、ゆっくりと進行し、年内にはまだ5%台の高水準に留まると予想しているようだ。

USD/JPY 128.79 EUR/USD 1.0792 GBP/USD 1.3004

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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