ただ、首相は政府を去るという決断を再考する気はなく、来週の20日にローマで議員に演説する際にその立場を改めて表明する見込みだという。首相は20日に議会で内閣信任を問う投票を実施する見込みだが、最終的には辞意を撤回し続投する公算が大きいとも見られていた。
いまのところ、ドラギ首相のニュースに対するユーロの反応は冷静で、ユーロドルは1.00ドル台後半で推移している。
EUR/USD 1.0088 EUR/JPY 139.76 EUR/GBP 0.8506
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美