東京外為市場でドル円は129円後半で推移。昨日、4月の米消費者物価指数(CPI)が発表された後は重く、一時129.50円付近まで弱含んだ後は下げ幅を縮小している。日米の金融政策が対照的であることから、円売り・ドル買いの動きが根強い。ただ、主要な米株価指数の流れは下向きで、リスク回避的な雰囲気が強まっている。
ユーロ円は136.75円付近、豪ドル円は90.31円付近まで水準を切り上げたが、上値は限定的。欧州通貨や資源国通貨は依然として対ドルで重く、クロス円の戻りは鈍い。
MINKABU PRESS