東京外為市場でドル円は126.55円付近まで上値を伸ばした。今週の高値を上抜き、約20年ぶりの高値を更新している。日米の金融政策見通しの乖離や、日本のファンダメンタルズが脆弱であることが円売り・ドル買いを促している。長期間に渡って平均賃金が上昇していない日本は物価上昇に耐えられない見通し。円安がインフレを悪化させるリスクも意識されている。
ユーロ円は136.76円付近、ポンド円は165.13円付近、豪ドル円は93.64円付近まで上昇。ユーロ円や豪ドル円は先月末から高値もみ合いが続いている一方、ポンド円は2016年2月以来の高値を更新。
MINKABU PRESS