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複雑な金融取引商品である差金取引 (CFD) には、レバレッジ機能により急速な損失が発生する高いリスクがあります。 ほとんどの個人投資家口座は、差額契約で資金損失を記録しました。 差額契約の運用ルールを十分に理解しているか、資金損失の高いリスクに耐えられるかどうかを検討する必要があります。    

ドル円も急速に戻り売りに押される しかし、上値追いの流れに変化なしか=NY為替

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2022-09

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2022-09-11
市場予測
ドル円も急速に戻り売りに押される しかし、上値追いの流れに変化なしか=NY為替
 きょうの為替市場は、NY時間に入って緩んでいるものの、ドルの戻り売りが強まっている。ドル円も急速に戻り売りに押され、ロンドン時間には141.50円付近まで急落する場面も見られた。東京時間に岸田首相が日銀の黒田総裁と会談し、最近の急速な円安進行をけん制した。市場は日銀がスタンスを変えたり、為替介入が実施されるとは見ていない。ただ、過熱気味だった円安に対する調整にはちょうど良いきっかけになったのかもしれない。

 恐らく前日のパウエルFRB議長のタカ派な講演を受けても、米株式市場が下落しなかったことも大きな要因と考えられる。その動きを見て、市場もリスク回避の雰囲気を一服させ、積み上げたドルのロングポジションを調整しているのかもしれない。

 ただ、このドル売りの動きが長続きする保証はなく、世界的な成長鈍化に伴うリスク回避から、ドルは優位を保つとの指摘は根強い。今週のドル円は145円寸前まで急上昇していたが、失速した格好となっている。しかし、まだ上値を目指す流れに大きな変化はないものと見られている。

USD/JPY 142.68 EUR/JPY 143.28
GBP/JPY 165.44 AUD/JPY 97.61

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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