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ポンドドルはリバウンド相場に回帰するか注目 ただ、弱気な見方も根強い=NY為替

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2022-06

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2022-06-03
市場予測
ポンドドルはリバウンド相場に回帰するか注目 ただ、弱気な見方も根強い=NY為替
 きょうの為替市場はドル売りが優勢となる中、ポンドドルは1.25ドル台後半まで買い戻されている。前日は1.2460ドル付近まで一時下落し、21日線を試すかにも思われたが、その水準は堅持している。明日の米雇用統計を受けて、5月中旬以降のリバウンド相場に回帰するか注目される。

 ただ、ポンドに弱気な見方も根強い。英中銀が今月16日の金融政策委員会(MPC)で0.50%ポイントの利上げを実施すれば、ポンドは上昇の可能性もあるが、その可能性は低く、0.25%ポイントの通常利上げに留まると見られている。そのため、今後数カ月間、ポンドは苦戦を強いられるとの予想が多いようだ。

 英国は主要国の中で、遥かに困難な経済環境、遥かに困難な政策選択、遥かに困難な政治環境に直面していることがポンドを圧迫するという。英中銀の利上げに関する上振れサプライズがあれば別だが、ポンドドルは1.20ドルまで下落する可能性もあると指摘している。

GBP/USD 1.2578 GBP/JPY 163.23 EUR/GBP 0.8540

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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