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為替相場まとめ4月4日から4月8日の週

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09

2022-04

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2022-04-09
市場予測
為替相場まとめ4月4日から4月8日の週
 4日からの週は、ドル買いが優勢。米金融当局のタカ派姿勢が一段と鮮明になったことが背景。ハト派的とみられているブレイナードFRB理事が「バランスシートを5月にも急速なペースで縮小」と述べたことがドル買いを誘った。さらに、米FOMC議事録では、多くのメンバーが1回以上の0.50%の大幅利上げを支持、バランスシート縮小について縮小幅の上限は月950億ドルが妥当、国債が月650億ドル、MBSが300億ドルの縮小を支持したことが明らかになった。米債利回り上昇とともにドルが一段高となった。ユーロドルは1.08台へと下落。ウクライナ情勢をめぐる対ロ制裁強化が欧州経済の先行き不安を広げたこともユーロ相場の重石となった。ドル円は前週に125円台乗せとなったあと、121円台まで反落と急激な動きがみられたが、この週には再び124円台をつける底堅い値動きだった。

(4日)
 東京市場は、ドル売り先行もすぐに戻す展開。ドル円は122円台での振幅。朝方に122.20台まで下落したあとは122.70台に上昇と下に往って来い。午後は112円台後半に落ち着いた。ユーロドルは1.10台半ばでの揉み合いが続いた。先週末の米雇用統計を通過し、週明けは比較的落ち着いた値動きとなっている。先週末の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想を下回るも想定範囲内。失業率は予想よりも低下しており、総じてしっかりという印象。米国の大幅利上げ期待を支えた。もっとも同日に発表されたISM製造業景気指数が弱めに出たこともあり、ドル買いにも慎重。今週発表される米FOMC議事要旨(3月開催分)などを確認してからといったムードに。

 ロンドン市場では、ユーロ相場が軟調。週末にはウクライナ首都キーウ周辺で市民が悲惨な状況となっていることが報じられた。週明けにドイツは近日中に一段の対ロ制裁措置で合意する見込みと発表。しかし、ロシア産石油や天然ガスの禁輸に踏み切ればドイツ経済はリセッションに陥るとの見方も広がっている。4月ユーロ圏投資家信頼感は予想以上に大幅な低下となった。ユーロドルは1.1050付近から1.10ちょうど近辺へと下落。ユーロ円は135円台後半から一時135円台割れ。対ポンドでもユーロ売りが優勢。ポンドドルは1.31台前半から1.31台割れ、ポンド円は161円台に乗せた後は売りに押されて160円台後半へと戻している。ドル円は122.60-80レベルでの推移となっている。ユーロドルに連れてややドル高の動きだが、先週末から目立った水準変化はみられていない。そのなかで欧州株、米株先物いずれも大きな値動きはみせず、やや買いが優勢と落ち着いた展開。NY原油先物も99ドル台を中心に揉み合っており、先週末からほぼ同水準で推移している。

 NY市場は、ドル買いが優勢。ドル円は112円台後半で底堅く推移。NY時間に入って米10年債利回りが上げ幅を拡大し、ドル円は123円手前まで上昇する場面が見られた。安全資産であるドルは先週、約1カ月ぶりの安値をつけたが、その後は買戻されている。ウクライナとロシアの停戦交渉が何らかの形で解決されるとの期待が徐々に薄れており、ドルはさらに上昇する可能性が高いとの指摘も。ユーロドルは一本調子の下げを演じており、1.09台に下落。ウクライナのブチャで民間人の遺体が多数見つかったことを受けEUのミシェル大統領は、ロシアに対する追加制裁を実施する構えを示した。ドイツのショルツ首相もEU諸国と共に数日中に措置をとると発言。市場からは、EUがロシアに対して追加制裁を課した場合、ユーロドルは下落する可能性があるとの声が聞かれた。ポンドドルはドル買い・ポンド買いに挟まれ、1.31ドル台前半での狭い範囲にとどまった。一部からは、英経済はパンデミック関連の政府支出が減少し、家計の実質可処分所得も大幅に減少するため、4-6月期(第2四半期)の英GDPはマイナス成長の可能性が指摘されていた。英中銀は5月に政策金利を1.00%に引き上げたあとは、引き締めサイクルを一旦停止する可能性があるとの見方もあった。

(5日)
 東京市場では、豪ドルが買われた。13時半に豪中銀金融政策会合理事会の結果が発表され、市場予想通り政策金利は現行での据え置きとなった。注目された声明では、キーワードとされていた忍耐強く(Patient)の文字が外された。緩和維持の材料となっていた同表現が外れたことで、市場の早期利上げ期待が強まる形で豪ドルは急上昇した。対ドルは0.75台前半から後半へ、対円は92円台前半から93円台乗せへ。ドル円は112.43から112.62レンジ、112円台半ばを中心とする揉み合いが続いた。

 ロンドン市場では、ユーロ売り圧力が根強い。ユーロドルは序盤に1.0990付近まで買い戻しが入ったが、その後は再び上値が重くなり、前日安値を下回る1.0957レベルまで下落。ウクライナ首都キーウ周辺の町での悲惨な状況が映像で世界に流れるなか、EUは対ロ追加制裁としてロシア産石炭の輸入禁止を提案と報じられた。欧州経済の停滞を招くリスクもあることでユーロに売り圧力がかかっている。一方、ユーロ円は134円台前半から一時135円台乗せと上昇。ドル円が122.40台から一時123.00レベルまで上昇し、東京朝方の下落を消す動きに同調した。ただ、足元では134円台後半へと押し戻されている。対ポンドでもユーロは軟調な流れ。ポンドドルは序盤に1.3145近辺まで買われたあとは1.31台前半で売買が交錯。米10年債利回りが2.42%近辺から2.47%台へと上昇しており、総じてドル高圧力が広がった面も指摘される。そのなかで、豪中銀理事会を受けて買われた豪ドルは一段と高値を伸ばしており、独歩高。原油相場の堅調な動きもあって、カナダドルやNZドルも豪ドルに連れ高となった。

 NY市場では、ドル買いが強まった。ブレイナードFRB理事の発言が伝わり「バランスシートを5月にも急速なペースで縮小」と述べたことに敏感に反応した。5月のFOMCについては、大幅利上げの可能性はすでに織り込まれているものの、バランスシート縮小については見解が分かれている中での発言だった。ドル円は一気に123円台に乗せると123.60台まで高値を伸ばした。ユーロドルは1.09台後半から一時1.09ちょうど近辺まで下落した。ポンドドルは上下動の末の下落。序盤には1.3165近辺まで買われたが、ブレイナード理事の発言で1.3065付近まで急反落した。ユーロ圏、英国ともに米国と比較すると成長見通しが限られており、ウクライナ戦争の影響を受けた高インフレに対する対応に苦戦を強いられるとの見方がでていた。

(6日)
 東京市場では、ドル円が一時124円台をつけた。昨日の海外市場でハト派で知られるブレイナードFRB理事が次回5月の理事会でのバランスシートの大幅縮小に言及するなど、引き締め姿勢を示したことでドル買いの動きが先行した。昼前に124.05レベルまで高値を伸ばした。しかし、その後は一気に123.60台まで反落する場面があった。大口取引や口先介入などのうわさがでていた。その後は、ロンドン市場に向けて再びじり高に。ユーロドルは1.0890付近まで小幅に安値を広げたが、その後は1.09ちょうど付近で安値圏揉み合いが続いた。

 ロンドン市場では、根強いドル高圧力のなかでやや調整が入った。ユーロドルは朝方に一段安となり安値を1.0875レベルまで広げた。ポンドドルも1.3046レベルまで下落。米債利回りが上昇、ドル高圧力が続いている。ただ、その後は英独債利回りの上昇もあって調整が入り、ユーロドルは1.0920台、ポンドドルは一時1.31台乗せまで反発する場面があった。しかし、米10年債利回りが再び2.65%台に上昇する動きにドル買いの動きが盛り返している。市場では年内に225bpの追加利上げを織り込んでいる。ドル円は東京市場で124.05レベルまで買われたあとは売買が交錯。ロンドン朝方には再び124円台に乗せたが、売りに押されて123.60付近まで反落。しかし、下げもここまで。124円付近へと再び買われている。各国の長期金利上昇を受けて欧州株や米株先物は軟調に推移。一方、ウクライナ情勢の不透明感などで原油先物は買われている。パネッタECB理事は、今年の四半期ごとの成長率は非常に低水準、戦争によってマイナス領域に入る可能性も、と指摘した。

 NY市場は、FOMC議事録をめぐる上下動だった。午後に3月分のFOMC議事録が公表された。多くのメンバーが1回以上の0.50%の大幅利上げが正当化と指摘していたことが明らかとなったほか、バランスシート縮小に関しては、縮小幅の上限は月950億ドルが妥当で、国債が月650億ドル、MBSが300億ドルの縮小を支持していることが明らかとなった。発表直後はドル売りの反応も、次第にドル買いもでている。全体的に大きな動きはなく上下動に終始といったところ。ドル円は議事録公表後に123.50割れまで下落も、すぐに123.90付近まで買い戻された。その後は123円台後半で推移している。ユーロドルは1.0920台に上昇あと、1.0880近辺まで下落。その後は1.09付近で推移した。ポンドドルは1.31台乗せとなったものの直ぐに1.3050付近へと下落。1.30台後半での神経質な取引だった。前日のブレイナードFRB理事の発言を受けて、次回5月のFOMCでのバランスシート縮小開始への期待が高まっている。ただ、月950億ドルづつの縮小であれば、市場が考えているほど急速な縮小とまでの印象はないようだ。ただ、タカ派な雰囲気には変わりはない。

(7日)
 東京市場では、ドル円が下に往って来い。序盤は日経平均が寄り付きから大きく売られるなど株安の動きが強まるなかで、123.47近辺まで下押しされた。しかし、前日FOMC議事録後の安値付近では下げ止まり、その後は下げ渋りに。123.70前後での揉み合いに落ち着いた。ユーロドルは1.09台割れ水準で取引を開始した後、買いが優勢となり、午後には1.0930付近まで上昇。ただ、前日NY市場でのレンジ内にとどまる動きだった。全般に静かな相場展開だった。

 ロンドン市場では、ユーロ相場が振幅した。序盤はユーロ売りが先行、ユーロドルは1.0930台から1.0865近辺まで下落。3月8日以来、1カ月ぶりの安値水準となった。ラブロフ露外相が、ウクライナが新たな協定案を提示との報道で一時1.09台に乗せたが、ウクライナ提案の内容を容認できずと伝わると再び1.09台割れに。その後のECB議事録では、多くのメンバーが現在の高水準のインフレとその持続性により金融政策の正常化に向けてさらなる措置を直ちに求めた、としており再び1.0940付近に高値を伸ばした。ユーロ円も134.50割れから135.50近辺で激しく振幅した。ポンドドルは1.30台後半から1.31台乗せ水準、ポンド円は161円台後半から162円台前半で方向感に欠ける上下動だった。ドル円は123円台半ばから124円ちょうど近辺でのレンジ取引。124円では上値を抑えられていた。米債利回りが上昇しており、ドル高圧力は根強かった。

 NY市場では、ドル円の底堅い動きが続いた。市場がFRBの引き締めへの積極姿勢を消化しようとする中で、ドル円は底堅い値動きを続けている。前日のFOMC議事録では、0.50%の大幅利上げとバランスシートを月950億ドルずつ縮小させる計画を具体的に示唆してきた。次回5月FOMCから縮小を始めるとの見方も出ている。この日も米債利回りの上昇を下支えにドル円は124円付近で高止まりした。ユーロドルは一時1.09台を回復したものの、上値は依然として重く1.08台へと再び値を落とした。ポンドドルはロンドン時間に1.31台まで買い戻されたが、NY時間にかけては再び1.30台へと下落した。米10年債利回りは2.65%、同2年債は2.455%と逆転現象は解消されている。

(8日)
 東京市場は、ドルが底堅く推移している。ユーロドルは1.08台後半でじり安となっており、前日からの流れを継承している。東京午後には1.0855レベルまで安値を広げた。米10年債利回りは2.62%付近から2.66%付近へと再び上昇しており、ドル高圧力に。ドル円は124円をめぐり神経質に振幅。朝方に高値を124.23レベルまで伸ばしたあとは、売りが強まり123.67レベルまで下落。元日銀理事がYCC弾力化の可能性を指摘していた。輸出企業の円買い取引観測がでていた。しかし、その後は再び124円台に乗せてきており、根強いドル高の動きに。ユーロ円は135円近辺から一時134.30台まで下落したあと、134.80付近へと下げ渋り。日経平均は午前にマイナス圏に沈んだが、午後には買いが優勢となり、97円高で引けた。

 ロンドン市場では、ドル買いが先行した。ユーロドルは1.0848レベル、ポンドドルは1.3026レベルまで安値を広げた。ただ、その後は買い戻しが入っており、ドル高の動きは一服。ユーロドル1.0890近辺、ポンドドル1.3050近辺に下げ渋っている。ドル円は東京市場で振幅したあとは、124円台乗せ水準に高止まりしている。東京早朝につけた高値124.23レベルを上回る動きはみられず、落ち着いた展開となっている。米10年債利回りは序盤に2.69%近辺まで上昇。ドル高の圧力は継続している。ただ、足元では2.66%台へと上昇は一服。米金融当局の金融引き締め姿勢を受けたドル高の動きは根強いものの、今日は週末を控えており、調整も入りやすい状況のようだ。ウクライナ情勢は引き続き膠着しており、好転の兆しはみられない。

 NY市場でドルは上値追いが続いており、ドル円も124.65円付近まで一時回復した。先週に瞬間的に付けた125円台を視野に入れた動きが続いている。絶好調のドルだが、ロシアのウクライナ侵攻以来のエネルギー価格上昇がユーロと円を圧迫し、同時に米国のインフレ期待を高めたことがドルを支援し続けている。ここに来て、FRBが引き締めへの積極姿勢を加速させており、インフレの影響を控除した実質利回りの上昇もドル買いを誘発しているようだ。10年物のインフレ連動債は-0.17%とゼロに接近し続けている。

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