7月のPMIは製造業は前回より弱いものの、市場予想を上回る結果。しかし、前回と同水準が見込まれていたサービス業が予想をはるかに下回り、好悪判断の境となる50もはっきり下回る47.0というインパクトのある弱さに。
この結果を受けてドルは全面安となり、
ドル円は136円台半ば前後から大きく値を落とし、135円57銭を付ける動きに。ロンドン市場で欧州PMIの弱さに売りが出た後、買い戻しが入ったものの1.02前後が重くなっていたユーロドルは、1.0250超えを付けるなど、ドルは全面安に。
米10年債利回りがNY朝の2.80%前後から2.72%を一時つけるなど、米債利回りの低下もドル売りに。
もっとも、その後はドルの買い戻しが優勢に。米債利回りの低下が収まり、NY朝の水準に戻す中で、ドル買いの動きに。ドル円は136円台を回復。ユーロドルも1.0220台へ。
1.2060台までポンド高ドル安が進むなど、対ポンドでも一時ドル安も、高値からは値を落としている。
MINKABU PRESS