米国債市場で逆イールドの動きが加速している。2-10年債はマイナス5ポイントまで逆イールドが拡大しており、2-30年債まで一時2007年以来の逆転となっていた。逆イールドは通常、景気後退のシグナルとも言われているが、それがいつ起こるかを正確に予測するものでもない。歴史的には平均20カ月先とも言われている。しかし、今後の米経済が減速していくことは明らかであり、誰もがその事実を認識する必要はあるとの見解は聞かれる。
米国債利回り(NY時間11:57)
2年債 2.430(+0.096)
10年債 2.377(+0.039)
30年債 2.442(-0.005)
期待インフレ率 2.829(+0.001)
※期待インフレ率は10年債で算出
USD/JPY 122.57 EUR/USD 1.1044 GBP/USD 1.3113
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美