クロス円を今すぐ買うべき! 円の急反騰がない限り、調整があっても押し目買いの好機に! 米ドル/円の上値余地には懐疑的だが、目先は急落も想定しにくい - Interstellar Group Japan
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クロス円を今すぐ買うべき! 円の急反騰がない限り、調整があっても押し目買いの好機に! 米ドル/円の上値余地には懐疑的だが、目先は急落も想定しにくい

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2024-02

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2024-02-18
市場予測
クロス円を今すぐ買うべき! 円の急反騰がない限り、調整があっても押し目買いの好機に! 米ドル/円の上値余地には懐疑的だが、目先は急落も想定しにくい

ドルインデックス 4時間足 (出所:TradingView)

ドルインデックス 日足 (出所:TradingView)

ユーロ/米ドル 日足 (出所:TradingView)

英ポンド/円 日足 (出所:TradingView)

世界の通貨VS円 日足 (出所:ザイFX!)

米ドル全体は言われるほど強くないという印象だが、
ドルインデックスの高値更新がないとは言い切れない理由とは? 
 執筆中の現時点では、市場関係者全員が日経平均株価の史上最高値更新を、固唾を飲んで見守っているようだ。ゆえに、為替市場の動向が見逃されがちだと思うが、米ドル全体は言われるほど強くない、という「印象」ができあがりつつあることを、まず記しておきたい。

 なにしろ、2月13日(火)の米CPI(消費者物価指数)のリリースを受けたドルインデックスの急騰があったから、本来、米ドル全体は一段と買われるはずだった。しかし、執筆中の現時点までは反落してきており、ややまだら模様の市況を示している。

 もっとも、これからドルインデックスの高値更新がもうないとは言い切れない。米金利の動向次第という側面のほうが大きいと思うが、米10年物国債利回りが、現在、4.258%程度であり、一段と上昇していく可能性があるから、米ドル全体の頭打ちを性急に判断したくない。

 また、ドルインデックスの日足における2月13日(火)の大陽線は、プライスアクションの視点(強気リバーサル&アウトサイド)ではあまりにも存在感があったから、近々高値を更新しないと逆に違和感を増大させるのも事実である。

主要クロス円の多くが強気構造を維持し、上値トライしやすい時期。
英ポンド/円の高値更新は、象徴的! 
 同じように、ユーロ/米ドルの2024年年初来安値の更新があったものの、足下では小幅に回復している。昨年(2023年)12月安値の割り込みが一時的なものに留まる、ということがあれば、米ドルは言われるほど強くないと感じる。

 こういった感触から、仮に米ドル高がこれから続くとしても、モメンタムが割と抑制され、緩やかな上昇に留まる、といった推測が得られやすいだろう。

 その反面、仮に米ドルがすでに頭打ち、またこれから頭打ちになっても、米ドルの2月13日(火)の大陽線を否定するまでに時間がかかる、といった感覚も理にかなうだろう。

 だからこそ、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)の多くが強気構造を維持し、また一段と上値トライしやすい時期であることを再度強調しておきたい。リード役を担う英ポンド/円の高値更新は、象徴的だと思う。

 最新の速報では、日本も英国も第2四半期GDPのマイナス成長が確定し、いわゆる「テクニカル・リッセション」に陥ったようだ。しかし、このようなファンダメンタルズの材料が為替市況に何らかの本質的な影響が与えたかというと、ほとんど関係ないようだ。

 円は主要通貨の中で相変わらず最弱の存在であり、英ポンドの円に対する優位性が変わらないこともチャートを見れば一目瞭然だ。そして、前述のように、米ドル全体のモメンタムが抑制されているからこそ、主要クロス円にとって「居心地がいい」状況である。

クロス円の調整は、出遅れたロング筋にとって押し目買いの好機に。
英ポンド/円は、さらに高値更新へ!  ユーロ/円や豪ドル/円も…
 米ドル全体の急伸があれば、米ドル/円の続伸が想定されるものの、主要通貨対米ドルの急落も想定されるから、結果的にクロス円の下落もあり得る。

 反対に、米ドル全体の急落があれば、主要通貨対米ドルの反騰が想定できるが、米ドル/円の急落もありえるから、クロス円の続伸につながるとは限らない。

 突っ込んで言うなら、筆者は米ドル/円の上値余地に懐疑的であるが、米ドル/円の急落も、目先考えられないと思う。マイナス金利の解消があっても緩和政策が続くと、日銀総裁は口が酸っぱくなるほど言っているので、株高の環境において、円の急伸を想定しにくい。

 円の急反騰がない限り、主要クロス円において多少の変動があっても、強気構造を維持できるだろう。

 さらに、ドルインデックスは、目先なお強気変動を保っているから、言われるほど強くないとはいえ、さらなる高値の更新があってもおかしくない。よって、主要外貨対円の安値打診が再度あっても一応、許容範囲内である。

 円の急反騰がない限り、円以外の主要通貨対米ドルの軟調がクロス円の調整をもたらしても、それはあくまで途中の速度調整にすぎず、逆に出遅れたロング筋にとって押し目買いの好機となってこよう。

 それこそが、今、筆者が言いたいことであり、また執筆中の現時点においてもっとも実用的なアドバイスだと思う。

 換言すれば、先に高値更新を果たした英ポンド/円はこれからさらに高値を更新していく可能性が高く、「遅れている」ユーロ/円と豪ドル/円の高値更新はこれからだ、ということである。

 このコラムを読む暇がある諸君は、すでに主要クロス円のロングポジションを建てたとも思う(笑)。市況はいかに。

14:20執筆

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